信仰告白

私が初めて神様という存在を知ったのは中学1年生の頃で、通っていた中学校がキリスト教学校でした。その学校で初めて聖書やチャペル、牧師さんといったキリスト教のものに触れ、「神様とは何か」という疑問にぶつかりました。1年間の礼拝や週ごとの聖書の授業、原町田教会との出会いを通じて、徐々に神様という存在を理解しました。それから神様を信じる事で自分と神様との関係を深めることができました。本当の意味で神様と出会い、神様からの助けを確実に感じたのは中学2年生の頃でした。

その時期、コロナウイルスの感染症が世界を混乱させ、学校にも大きな影響を及ぼしました。学校へ行けない日々が続き、漠然とした不安や孤立感、成績の停滞など、精神的に苦しい時期を経験しました。しかし、高校のオンライン礼拝の時間が週に一度あったことで、その中で救いを見出しました。今まで神様や聖書をあまり意識していなかった私でしたが、牧師先生の話を通じて「神様」の存在が私の中で大きくなっていきました。牧師先生が紹介してくれたコリントの信者への手紙二、4章18節に触れ、「目に見えないものの永遠の存在」を学びました。目に見えないものは目に見えるものと違って永遠に存続する。人には見えない人の強い思いや、考えは物理的に見ることは出来ないが永遠に人の中で存在し続けるという事なのだと教えて頂きました。人から感じたものや想いというのは永遠に自分の中に残り続けるんだと、心が温まったことを思い出します。

そして牧師先生は、信じることはそれぞれ自由であり、自分自身と神様との関係を大切にするように伝えてくれました。その言葉に救われ、自分自身を受け入れる勇気をもらいました。先生から「祈り」について教えられ、神様に思いを伝えることで心の負担が軽くなり、楽になることを体験しました。それ以降、神様との時間や祈りを大切にするようになりました。

牧師先生にこの経験を伝えると、喜んで祈ってくださりました。これまで神様との関係を個人的なものと捉えていましたが、牧師先生に祈られ、人とのつながりの大切さに気づくことができました。 これまで原町田教会での礼拝を重ねていくうちに、多くの教会員の方々や青年会のメンバーとの交流を通じて、神の家族の一員として共に礼拝することができました。 このようなつながりを大切にし、神様に奉仕したいという思いが強くなりました。そのため、原町田教会でのバプテスマを受けて、神様とのつながりを一層深めたいと考えています。まだ分からないことがたくさんありますが、原町田教会の皆様と共に、神様との道を歩んでいきたいと思っております。

(10代)