牧師より 2020年5月23日

教会に集わない形での礼拝を始めて8週目になりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?顔と顔とを合わせてお聞きしたいところですが、今は紙面にて失礼いたします。わたしですか?わたしはですね、皆様のことを覚えて祈りつつ普段よりはゆっくりと過ごしております。

家族でも時に長い期間離れて過ごすことがあります。単身赴任のときもあれば、子どもが遠くの学校に通うために寮生活を始めることもあります。結婚して家を出ていくときもやってきます。離れ離れの生活になることもあれば、同じ屋根の下で3世代の生活となることもあります。しばらく連絡がないこともありますが、家族はあの人は今あそこにいると知っていますし、また今度会えるから大丈夫と思うことができます。3世代あるいは4世代ぐらいに幅をもつ神の家族も同じです。8週間会えなくても、また教会で会える。何よりもお互いが主にあってつながっている。そこにわたしたち原町田教会、神の家族が安心できる居場所があります。

予定では6月から会堂に集う礼拝を再開したいと考えております。その持ち方について執事会で検討しております。現状ではこのような形で行いたいと思っていますと週報に掲載しましたのでご確認ください。ただ、会堂に集うことが可能になってもまだちょっと心配と思われる教会員の方には、これまでと同じように週報と説教原稿を郵送いたしますので遠慮せずお申し出ください。

会堂建築が少しずつですが、着実に近づいております。19日には幼稚園のピアノを1台、ひかりの子保育園で預かってもらうこととなり、運び出されました。今現在、教会や幼稚園にあって新しい建物でも使うものは1年間どこかに預かってもらわなければなりません。保管してもらうには費用もかかります。台所グループでは、教会員のご自宅に鍋などを1年間保管していただくことも話し合われています。ありがとうございます。皆で祈りと力を合わせて準備をしてまいりましょう。

24日の主の日には、週報と説教原稿を用いて、それぞれの場所で礼拝の時、祈りの時をお過ごしください。神様の愛が皆様と共にあります。アーメン。